にきび跡には、凸タイプとは逆に、
皮膚が陥没してしまった凹タイプがあります。
私には、この凹タイプのにきび跡はないんですが、
子供の頃にかかった水疱瘡の跡が一ヵ所だけあります。
凹タイプのように皮膚がへこんでいるんですが、
ちょうど眉毛の位置なので、普段は隠れていて見えません。
凸状のものも目立つことは目立つのですが、
凹のにきび跡がたくさんだと、光の加減によっては、
まるで月のクレーターのように陰影がくっきりとしてしまいます。
毛穴を残したまま、その周囲が盛り上がってできる凸のにきび跡に対して、
凹は損傷が酷く、その毛穴さえも失われ、へこんでしまったような症状です。
凹タイプのびきび跡の治療は結構深刻…。
凸タイプは皮膚が盛り上がって余分になっているため、
これを取り除く治療を行えばいいわけです。
しかし、凹では、へこんだ部分に細胞を再生させたり、
なだらかにしなければなりません。
凸が応急処置なら、凹はその応急処置も間に合わず、
傷口がそのまま自然治癒してしまったような状態。
それだけ、にきびの炎症による皮膚へのダメージが大きく、
真皮層まで傷つけられたという証拠です。
陥没箇所が浅いようなら、時間はかかるかもしれませんが、
凸状のものと同様に肌のターンオーバー(新陳代謝)によって
徐々に改善されていく可能性があります。
しかし、ダメージの大きな陥没の深いものになると、自然治癒はほとんど期待できず、
ほうっておいても細胞が再生しないので、皮膚はへこんだまま、
その箇所が治ることはありません。
ケミカルピーリングは、
皮膚の表面の角質を削って、ターンオーバーを促す治療方法です。
保湿も効果があるので、損傷の少ない、
浅い凹タイプには効果を発揮するかもしれません。
しかし、穴が深いようなら、ケミカルピーリングでは不十分だと思います。
肌表面の角質を削るにも限界がありますし、そんなに深く削ることはできません。
深い傷のような凹タイプの跡を治療するには、やっぱりレーザーでの治療がおすすめ。
凹タイプにはクリニックでの治療が必要だと思いますよ。